次に春曙抄本は、「ころは」に続けて、正月一日、七日、八日、十五日、除目、三月三日、四月の祭りなどの年中行事や自然を描写している。
“除目”の意味
《名詞》
平安時代以降大臣以下主典以上を任官する儀式。
(出典:Wiktionary)
(出典:Wiktionary)
“除目”の解説
除目(じもく)とは、平安時代中期以降、京官、外官の諸官を任命すること。またその儀式自体である宮中の年中行事を指し、任官した者を列記した帳簿そのものを指す(除書ともいう)。「除」は前官を除いて新官を任ずる意味で、「目」は目録に記すことを意味する。
任命の儀式は、年中恒例の行事で通常、春と秋の年2回行われ、春の除目、秋の除目という。その他に小規模な臨時の除目も随時行われた。除目の儀は、行事を通じて、例えば紙の折り方や墨の磨り方にいたるまで、非常に細かい作法が決められた儀式であった。
官名をつけて1人ずつ呼ぶことを「召名」(めしな)といい、これに対し、呼ばれた者は「オウ」と答え、これを「称唯」(いしょう)という。
(出典:Wikipedia)
任命の儀式は、年中恒例の行事で通常、春と秋の年2回行われ、春の除目、秋の除目という。その他に小規模な臨時の除目も随時行われた。除目の儀は、行事を通じて、例えば紙の折り方や墨の磨り方にいたるまで、非常に細かい作法が決められた儀式であった。
官名をつけて1人ずつ呼ぶことを「召名」(めしな)といい、これに対し、呼ばれた者は「オウ」と答え、これを「称唯」(いしょう)という。
(出典:Wikipedia)