“長虫”の読み方と例文
旧字:長蟲
読み方割合
ながむし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その頃洛中(らくちゅう)で評判だったのは、この御姫様ともう御一方、これは虫が大御好きで、長虫(ながむし)までも御飼いになったと云う、不思議な御姫様がございました。
邪宗門 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
殊(こと)に崖(がけ)を、上(うへ)の方(はう)へ、可(いゝ)塩梅(あんばい)に畝(うね)つた様子(やうす)が、飛(とん)だものに持(も)つて来(こ)いなり、凡(およ)そ此(こ)の位(くらゐ)な胴中(どうなか)の長虫(ながむし)がと思(おも)ふと、頭(かしら)と尾(を)を草(くさ)に隠(かく)して月(つき)あかりに歴然(あり/\)とそれ。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
「あ、びっくりした。足の裏がぬるっとして滑りそうだったから、てっきり長虫(ながむし)だろうと思ったが……。」
艸木虫魚 (新字新仮名) / 薄田泣菫(著)