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避暑客
ふりがな文庫
“避暑客”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひしょきゃく
66.7%
ひしよかく
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひしょきゃく
(逆引き)
これがこれから咲き乱れて、いいにおいをさせて、それからそれが散るころ、やっと
避暑客
(
ひしょきゃく
)
たちが入り
込
(
こ
)
んでくることでしょう。
美しい村
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
「おいおい、さばが
釣
(
つ
)
れるころだ。おれも、
浜
(
はま
)
へ
帰
(
かえ
)
ろうか。」と、おじさんは、ある
日
(
ひ
)
、
残
(
のこ
)
ったかにや、
海
(
うみ
)
ほおずきや、
松
(
まつ
)
の
木
(
き
)
を
車
(
くるま
)
に
乗
(
の
)
せて、
避暑客
(
ひしょきゃく
)
も
少
(
すく
)
なくなって、
静
(
しず
)
かになった
海へ帰るおじさん
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
避暑客(ひしょきゃく)の例文をもっと
(2作品)
見る
ひしよかく
(逆引き)
夏
(
なつ
)
も
既
(
すで
)
に
過
(
す
)
ぎた九
月
(
ぐわつ
)
の
初
(
はじめ
)
なので、
大方
(
おほかた
)
の
避暑客
(
ひしよかく
)
は
早
(
はや
)
く
引
(
ひ
)
き
上
(
あ
)
げた
後
(
あと
)
だから、
宿屋
(
やどや
)
は
比較的
(
ひかくてき
)
閑靜
(
かんせい
)
であつた。
宗助
(
そうすけ
)
は
海
(
うみ
)
の
見
(
み
)
える
一室
(
いつしつ
)
の
中
(
なか
)
に
腹這
(
はらばひ
)
になつて、
安井
(
やすゐ
)
へ
送
(
おく
)
る
繪端書
(
ゑはがき
)
へ二三
行
(
ぎやう
)
の
文句
(
もんく
)
を
書
(
か
)
いた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
避暑客(ひしよかく)の例文をもっと
(1作品)
見る
避
常用漢字
中学
部首:⾡
16画
暑
常用漢字
小3
部首:⽇
12画
客
常用漢字
小3
部首:⼧
9画
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