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ひしょきゃく
ふりがな文庫
“ひしょきゃく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
避暑客
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
避暑客
(逆引き)
これがこれから咲き乱れて、いいにおいをさせて、それからそれが散るころ、やっと
避暑客
(
ひしょきゃく
)
たちが入り
込
(
こ
)
んでくることでしょう。
美しい村
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
「おいおい、さばが
釣
(
つ
)
れるころだ。おれも、
浜
(
はま
)
へ
帰
(
かえ
)
ろうか。」と、おじさんは、ある
日
(
ひ
)
、
残
(
のこ
)
ったかにや、
海
(
うみ
)
ほおずきや、
松
(
まつ
)
の
木
(
き
)
を
車
(
くるま
)
に
乗
(
の
)
せて、
避暑客
(
ひしょきゃく
)
も
少
(
すく
)
なくなって、
静
(
しず
)
かになった
海へ帰るおじさん
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
次第次第に夏の
季節
(
シイズン
)
にはいり、それと同時にこの村にもぽつぽつと
避暑客
(
ひしょきゃく
)
たちが這入り込んでくるのを、私は何んだか胸をしめつけられるような気持で、
目
(
ま
)
のあたりに
迎
(
むか
)
えていた。
美しい村
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
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