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避暑客
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ひしよかく
ふりがな文庫
“
避暑客
(
ひしよかく
)” の例文
夏
(
なつ
)
も
既
(
すで
)
に
過
(
す
)
ぎた九
月
(
ぐわつ
)
の
初
(
はじめ
)
なので、
大方
(
おほかた
)
の
避暑客
(
ひしよかく
)
は
早
(
はや
)
く
引
(
ひ
)
き
上
(
あ
)
げた
後
(
あと
)
だから、
宿屋
(
やどや
)
は
比較的
(
ひかくてき
)
閑靜
(
かんせい
)
であつた。
宗助
(
そうすけ
)
は
海
(
うみ
)
の
見
(
み
)
える
一室
(
いつしつ
)
の
中
(
なか
)
に
腹這
(
はらばひ
)
になつて、
安井
(
やすゐ
)
へ
送
(
おく
)
る
繪端書
(
ゑはがき
)
へ二三
行
(
ぎやう
)
の
文句
(
もんく
)
を
書
(
か
)
いた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
避
常用漢字
中学
部首:⾡
16画
暑
常用漢字
小3
部首:⽇
12画
客
常用漢字
小3
部首:⼧
9画
“避暑”で始まる語句
避暑
避暑中
避暑地