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遠大
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えんだい
ふりがな文庫
“
遠大
(
えんだい
)” の例文
学校の教は人の心事を
高尚
(
こうしょう
)
遠大
(
えんだい
)
にして事物の比較をなし、事変の原因と結果とを求めしむるものなれば、一聞一見も人の心事を動かさざるはなし。
旧藩情
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
高尚
(
こうしょう
)
遠大
(
えんだい
)
にして、通常人の及ばざるところ、たまたま及ぶことあれば、
生涯
(
しょうがい
)
に一度か二度あって、専門的に修むる者にあらざれば、単に
茶話
(
さわ
)
の
料
(
かて
)
か
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
そして、東洋新聞の黒川記者となって、ぼくへの
遠大
(
えんだい
)
なふくしゅうを、けいかくしていたのです。
透明怪人
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
兎
(
と
)
にも
角
(
かく
)
にも
非凡
(
ひぼん
)
の
智能
(
ちのう
)
と
遠大
(
えんだい
)
の
目的
(
もくてき
)
とを
有
(
いう
)
する
氏
(
し
)
の
事
(
こと
)
なれば、
何時
(
いつ
)
意外
(
いぐわい
)
の
方面
(
はうめん
)
より
意外
(
いぐわい
)
の
大功績
(
だいこうせき
)
を
齎
(
もた
)
らして
再
(
ふたゝ
)
び
吾人
(
ごじん
)
の
眼前
(
がんぜん
)
に
現
(
あら
)
はれ
來
(
きた
)
るやも
知
(
し
)
る
可
(
べ
)
からず、
刮目
(
くわつもく
)
して
待
(
ま
)
つ
可
(
べ
)
きなり。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
もちろん道徳の思想は
高尚
(
こうしょう
)
、その道理は
遠大
(
えんだい
)
であろう。しかしその効用と目的は日々の言行に現すほど、
吾人
(
ごじん
)
の意識の中に
浸
(
し
)
み
込
(
こ
)
ませるところにあると思う。
古
(
いにしえ
)
の賢人も道はここにありと教えた。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
遠
常用漢字
小2
部首:⾡
13画
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
“遠”で始まる語句
遠
遠方
遠慮
遠近
遠退
遠江
遠山
遠音
遠眼鏡
遠路