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逆戻
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ぎやくもど
ふりがな文庫
“
逆戻
(
ぎやくもど
)” の例文
二度ばかりはお母さまが救ひ出してお上げになつたのですが、しかし自由になるが早いか直ぐに以前の仲間や癖に
逆戻
(
ぎやくもど
)
りなさるのです。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
「へエ、外へ持出さなきや此處より外に隱す場所はありません。もとの吊臺へ
逆戻
(
ぎやくもど
)
りなどは、成程曲者は智慧者ですね」
銭形平次捕物控:204 美女罪あり
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
それから
逆戻
(
ぎやくもど
)
りをして
塔頭
(
たつちゆう
)
を
一々
(
いち/\
)
調
(
しら
)
べに
懸
(
かゝ
)
ると、
一窓庵
(
いつさうあん
)
は
山門
(
さんもん
)
を
這入
(
はい
)
るや
否
(
いな
)
やすぐ
右手
(
みぎて
)
の
方
(
はう
)
の
高
(
たか
)
い
石段
(
いしだん
)
の
上
(
うへ
)
にあつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
冬分
(
ふゆぶん
)
は
往々
(
わう/\
)
敦賀
(
つるが
)
から
來
(
き
)
た
船
(
ふね
)
が、
其處
(
そこ
)
に
金石
(
かないは
)
を
見
(
み
)
ながら、
端舟
(
はしけ
)
の
便
(
べん
)
がないために、
五日
(
いつか
)
、
七日
(
なぬか
)
も
漾
(
たゞよ
)
ひつゝ、
果
(
はて
)
は
佐渡
(
さど
)
ヶ
島
(
しま
)
へ
吹放
(
ふきはな
)
たれたり、
思切
(
おもひき
)
つて、もとの
敦賀
(
つるが
)
へ
逆戻
(
ぎやくもど
)
りする
事
(
こと
)
さへあつた。
麻を刈る
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
逆
常用漢字
小5
部首:⾡
9画
戻
常用漢字
中学
部首:⼾
7画
“逆”で始まる語句
逆
逆上
逆立
逆手
逆鱗
逆様
逆落
逆茂木
逆捻
逆襲