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視察
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しさつ
ふりがな文庫
“
視察
(
しさつ
)” の例文
「おまえはまだ小さい、空にあがるだけではなにもならないのだ、
敵状
(
てきじょう
)
を
視察
(
しさつ
)
することができないと、なにもならない」
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
東京
(
とうきやう
)
で
言
(
い
)
へば
淺草
(
あさくさ
)
のやうな
所
(
ところ
)
だと、
豫
(
かね
)
て
聞
(
き
)
いて
居
(
ゐ
)
た
大須
(
おほす
)
の
觀音
(
くわんおん
)
へ
詣
(
まう
)
でて、
表門
(
おもてもん
)
から
歸
(
かへ
)
れば
可
(
い
)
いのを、
風俗
(
ふうぞく
)
を
視察
(
しさつ
)
のためだ、と
裏
(
うら
)
へまはつたのが
過失
(
あやまち
)
で。
火の用心の事
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
おい、
兄弟
(
きょうだい
)
、もうよく
話
(
はなし
)
がわかった。
俺
(
おれ
)
たちは、みんな
人間
(
にんげん
)
の
仕打
(
しう
)
ちに
対
(
たい
)
して
不平
(
ふへい
)
をもっているのだ。しかし、まだ、これを
子細
(
しさい
)
に
視察
(
しさつ
)
してきたものがない。
あらしの前の木と鳥の会話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
この青年のほうは鉱山の
視察
(
しさつ
)
をとげて、国にたんとみやげ話を持って帰って、かれがいまツルイエールの鉱山でしめている重い
位置
(
いち
)
にいっそうの
箔
(
はく
)
をつけようというのであったし
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
... がらん/\と
驅
(
か
)
けて
行
(
ゆ
)
くのは、
號外
(
がうぐわい
)
ではなささうだが、
何
(
なん
)
だい。」
婆
(
ばあ
)
さんが「あれは、ナアモ、
藝妓衆
(
げいこしゆ
)
の
線香
(
せんかう
)
の
知
(
し
)
らせでナアモ。」そろ/\
風俗
(
ふうぞく
)
を
視察
(
しさつ
)
におよんで
火の用心の事
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
▼ もっと見る
この朝、ゴルドンと富士男は、ニュージーランド川をわたって
視察
(
しさつ
)
にいった。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
「それは、いいところに
気
(
き
)
がついたものだ。さっそく、
視察
(
しさつ
)
に、だれか、やったらいい。おまえさんには、だれがいいか、
心
(
こころ
)
あたりはありませんか。」と、たかは、ひのきの
木
(
き
)
にたずねました。
あらしの前の木と鳥の会話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
何
(
なに
)
しろ、
中京
(
ちうきやう
)
の
殖産工業
(
しよくさんこうげふ
)
から、
名所
(
めいしよ
)
、
名物
(
めいぶつ
)
、
花柳界
(
くわりうかい
)
一般
(
いつぱん
)
、
芝居
(
しばゐ
)
、
寄席
(
よせ
)
、
興行
(
こうぎやう
)
ものの
状態
(
じやうたい
)
視察
(
しさつ
)
。
火の用心の事
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“視察”の意味
《名詞》
視 察(しさつ)
多くは知見や情報を得ることを目的とする公的な用務のために、実際にその場へ行き現実の状況を見ること。
収監者などを対象とする動静の観察。
(出典:Wiktionary)
視
常用漢字
小6
部首:⾒
11画
察
常用漢字
小4
部首:⼧
14画
“視察”で始まる語句
視察員附