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見究
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みきは
ふりがな文庫
“
見究
(
みきは
)” の例文
そして、徳次よりもはるかに手答へのあるらしいこの男が何者か
見究
(
みきは
)
めようとして、どこか気を配つた様子だつた。
医師高間房一氏
(新字旧仮名)
/
田畑修一郎
(著)
長吉
(
ちやうきち
)
は
夢中
(
むちゆう
)
で
雷門
(
かみなりもん
)
の
方
(
はう
)
へどん/\歩いた。若い芸者の
行衛
(
ゆくゑ
)
を
見究
(
みきは
)
めやうと
云
(
い
)
ふのではない。自分の眼にばかりあり/\見えるお
糸
(
いと
)
の
後姿
(
うしろすがた
)
を追つて
行
(
ゆ
)
くのである。
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
前途を
見究
(
みきは
)
めて
後
(
の
)
ち
進行
(
しんかう
)
せしむ、善作一たび方向を
定
(
さだ
)
めて
進
(
すす
)
む時は、
其
(
その
)
誤らざる事磁石に
拠
(
よ
)
るよりも
勝
(
まさ
)
れりと云ふべし、
真
(
しん
)
に一行中
屈竟
(
くつけう
)
の
好漢
(
こうかん
)
たり、中島鹿吉なるものは躯幹
偉大
(
ゐだい
)
利根水源探検紀行
(新字旧仮名)
/
渡辺千吉郎
(著)
貫
(
つらぬ
)
き候は
劔難
(
けんなん
)
の相にて三十日以内に
刄
(
やいば
)
に掛るべき相もあり
旁々
(
かた/″\
)
斯
(
かゝ
)
る
凶惡
(
きようあく
)
上將軍
(
かみしやうぐん
)
の若君たるの理あるべからず如何にも御證據の品は
實
(
じつ
)
なるべきが御當人に於ては
贋者
(
にせもの
)
必定
(
ひつぢやう
)
と
見究
(
みきは
)
め候依て重役共へ再吟味の儀
度々
(
どゝ
)
申立候へども
相許
(
あひゆる
)
さず
據
(
よんどこ
)
ろなく
今朝
(
こんてう
)
登城仕り高木伊勢守を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
究
常用漢字
小3
部首:⽳
7画
“見”で始まる語句
見
見惚
見物
見出
見下
見上
見送
見透
見做
見当