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見究
ふりがな文庫
“見究”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
みきわ
77.8%
みきは
22.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みきわ
(逆引き)
見究
(
みきわ
)
めようとしているのであったが、
幾
(
いく
)
十
丈
(
じょう
)
とも知れないほど深く湛えた蒼黒い水は、頼正の眼を
遮
(
さえぎ
)
って水底を奥の方へ隠している。
八ヶ嶽の魔神
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
グウ、グウという音がして、庖刀が西瓜の胴体に食いこんで行く時、果してそれの赤いか否か一刻も早く
見究
(
みきわ
)
めようとして、私らが息を殺して
覗
(
のぞ
)
きこむ。
私の父
(新字新仮名)
/
堺利彦
(著)
見究(みきわ)の例文をもっと
(14作品)
見る
みきは
(逆引き)
そして、徳次よりもはるかに手答へのあるらしいこの男が何者か
見究
(
みきは
)
めようとして、どこか気を配つた様子だつた。
医師高間房一氏
(新字旧仮名)
/
田畑修一郎
(著)
長吉
(
ちやうきち
)
は
夢中
(
むちゆう
)
で
雷門
(
かみなりもん
)
の
方
(
はう
)
へどん/\歩いた。若い芸者の
行衛
(
ゆくゑ
)
を
見究
(
みきは
)
めやうと
云
(
い
)
ふのではない。自分の眼にばかりあり/\見えるお
糸
(
いと
)
の
後姿
(
うしろすがた
)
を追つて
行
(
ゆ
)
くのである。
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
見究(みきは)の例文をもっと
(4作品)
見る
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
究
常用漢字
小3
部首:⽳
7画
“見”で始まる語句
見
見惚
見物
見出
見下
見上
見送
見透
見做
見当
検索の候補
究見
“見究”のふりがなが多い著者
下村湖人
田畑修一郎
堺利彦
作者不詳
徳田秋声
島崎藤村
国枝史郎
永井荷風
高村光雲
夏目漱石