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蘇州
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そしゅう
ふりがな文庫
“
蘇州
(
そしゅう
)” の例文
またもう一人は、
蘇州
(
そしゅう
)
の産で、
銀細工
(
ぎんざいく
)
屋の若旦那くずれの、色が生白くて背のひょろ長い
鄭天寿
(
ていてんじゅ
)
、またの異名を
白面郎
(
はくめんろう
)
ともいう男もいた。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
唐の貞元年中、漁師十余人が数
艘
(
そう
)
の船に小網を載せて漁に出た。
蘇州
(
そしゅう
)
の太湖が
松江
(
しょうこう
)
に入るところである。
中国怪奇小説集:07 白猿伝・其他(唐)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
……この頃は
蘇州
(
そしゅう
)
へ行って自分で指図をして日本人向きに彫らせる。……上海のはいけないのかい。フウン。彫りは派手だけれども
牌
(
パイ
)
の出来は蘇州の方がいい……フウン。
焦点を合せる
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
方孝孺堅く
京
(
けい
)
を守りて
勤王
(
きんのう
)
の師の
来
(
きた
)
り
援
(
たす
)
くるを待ち、事
若
(
も
)
し急ならば、
車駕
(
しゃが
)
蜀
(
しょく
)
に
幸
(
みゆき
)
して、後挙を為さんことを請う。時に
斉泰
(
せいたい
)
は
広徳
(
こうとく
)
に
奔
(
はし
)
り、黄子澄は
蘇州
(
そしゅう
)
に奔り、徴兵を
促
(
うなが
)
す。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
捕卒は銀錠を
扛
(
も
)
って臨安府の堂上へ
搬
(
はこ
)
んで来た。許宣はそこで盗賊の嫌疑は晴れたが、素性の判らない者から、
私
(
ひそか
)
に金をもらったと云うかどで、
蘇州
(
そしゅう
)
へ
配流
(
ついほう
)
せられることになった。
蛇性の婬 :雷峰怪蹟
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
▼ もっと見る
そうして弟子たちと共に
蘇州
(
そしゅう
)
黄泗津
(
こうししん
)
の日本船に入った。大使は郡の官権の捜索を恐れて一度彼らを下船せしめたが、大伴副使は夜陰に乗じてひそかに彼らを自分の船にかくまった。
古寺巡礼
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
和の率いる所の将卒二万七千八百余人、
舶
(
ふね
)
長さ四十四丈、広さ十八丈の者、六十二、
蘇州
(
そしゅう
)
劉家河
(
りゅうかか
)
より
海
(
かい
)
に
泛
(
うか
)
びて
福建
(
ふくけん
)
に至り、福建
五虎門
(
ごこもん
)
より帆を揚げて海に入る。
閲
(
えつ
)
三年にして、五年九月
還
(
かえ
)
る。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
礼部尚書
(
れいぶしょうしょ
)
陳廸
(
ちんてき
)
、
刑部
(
けいぶ
)
尚書
暴昭
(
ぼうしょう
)
、
礼部侍郎
(
れいぶじろう
)
黄観
(
こうかん
)
、
蘇州
(
そしゅう
)
知府
(
ちふ
)
姚善
(
ようぜん
)
、
翰林
(
かんりん
)
修譚
(
しゅうたん
)
、
王叔英
(
おうしゅくえい
)
、
翰林
(
かんりん
)
王艮
(
おうごん
)
、
淅江
(
せっこう
)
按察使
(
あんさつし
)
王良
(
おうりょう
)
、
兵部郎中
(
へいぶろうちゅう
)
譚冀
(
たんき
)
、
御史
(
ぎょし
)
曾鳳韶
(
そうほうしょう
)
、
谷府長史
(
こくふちょうし
)
劉璟
(
りゅうけい
)
、其他数十百人、
或
(
あるい
)
は屈せずして殺され
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
蘇
漢検準1級
部首:⾋
19画
州
常用漢字
小3
部首:⼮
6画
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蘇州府