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落第
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らくだい
ふりがな文庫
“
落第
(
らくだい
)” の例文
といわれるので、
長吉
(
ちょうきち
)
も
落第
(
らくだい
)
してはならないと
思
(
おも
)
って、
家
(
うち
)
へ
帰
(
かえ
)
ってからも、その
日
(
ひ
)
学校
(
がっこう
)
で
習
(
なら
)
ってきた
算術
(
さんじゅつ
)
はかならず
復習
(
ふくしゅう
)
いたしました。
残された日
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「そんなことうそよ。はなたらして
落第
(
らくだい
)
なら、みんな一年生のとき落第したわ。病気かなんかで、たくさん休んだんでしょ」
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
彼は中学を卒業してから、
一高
(
いちこう
)
の試験を受けることにした。が、
生憎
(
あいにく
)
落第
(
らくだい
)
した。彼があの印刷屋の二階に
間借
(
まが
)
りをはじめたのはそれからである。
彼
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
「
俺
(
おれ
)
あ、
今
(
いま
)
四
年
(
ねん
)
だけれど、一
年
(
ねん
)
のときいっぺんすべっとる(
落第
(
らくだい
)
している)で、
年
(
とし
)
は五
年
(
ねん
)
とおんなじだ。」
ごんごろ鐘
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
とても来月の学年試験には
及第
(
きふだい
)
する
見込
(
みこ
)
みがないと思つてゐた
処
(
ところ
)
なので、病気欠席の
後
(
あと
)
と
云
(
い
)
へば、
落第
(
らくだい
)
しても母に対して
尤至極
(
もつともしごく
)
な
申訳
(
まをしわけ
)
ができると思ふからであつた。
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
▼ もっと見る
「
感心
(
かんしん
)
、
道理
(
だうり
)
で
落第
(
らくだい
)
も
遊
(
あそ
)
ばさないで。」
飯坂ゆき
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「おまえは
算術
(
さんじゅつ
)
ができないから、よく
勉強
(
べんきょう
)
しなくちゃいけません。それでないと
学年試験
(
がくねんしけん
)
には
落第
(
らくだい
)
します。」
残された日
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“落第”の意味
《名詞》
落第(らくだい)
試験に合格しない(落ちる)こと。
(出典:Wiktionary)
“落第(原級留置)”の解説
原級留置(げんきゅうりゅうち)とは、学校に在籍している児童・生徒・学生(在学生)が、何らかの理由で進級しないで同じ学年を繰り返して履修すること。俗に落第や留年とも呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
落
常用漢字
小3
部首:⾋
12画
第
常用漢字
小3
部首:⽵
11画
“落”で始まる語句
落
落胆
落着
落魄
落葉松
落人
落葉
落籍
落付
落語家