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落延
ふりがな文庫
“落延”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おちのび
50.0%
おちの
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おちのび
(逆引き)
抑
(
そも/\
)
此事の由来を尋ぬるに、
去
(
い
)
んぬる
弘治
(
こうじ
)
三年の秋薬師寺家の家老馬場和泉守石山本願寺の勢を頼みて主家を横領しければ、淡路守政秀公父祖代々の領地を
被逐
(
おはれ
)
堺の津より中国へ
落延
(
おちのび
)
給ひ
武州公秘話:01 武州公秘話
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
惜
(
をし
)
み
落延
(
おちのび
)
しは今更
後悔
(
こうくわい
)
至極
(
しごく
)
なり然しながら今
其方
(
そなた
)
にせよ我にせよ
假令
(
たとへ
)
生害
(
しやうがい
)
したりとも
何面目
(
なにめんぼく
)
あつて喜内殿に地下にて言譯が成べきや夫よりも我思ふには敵吾助を
尋
(
たづ
)
ね出て
首
(
くび
)
取
(
とつ
)
て
亡魂
(
ばうこん
)
を
祀
(
まつ
)
らば少しは罪を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
落延(おちのび)の例文をもっと
(2作品)
見る
おちの
(逆引き)
源「これは槍で突かれました、
手強
(
てづよ
)
い奴と思いの
外
(
ほか
)
なアにわけはなかった、
併
(
しか
)
し
此処
(
こゝ
)
に
何時迄
(
いつまで
)
こうしては
居
(
い
)
られないから、
両人
(
ふたり
)
で一緒に
何処
(
いずく
)
へなりとも
落延
(
おちの
)
びようから、早く支度をしな」
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
ところで犯人も
到底
(
とうてい
)
知
(
しれ
)
ずにはいまいと考え、ほとぼりのさめた頃京都市を
脱出
(
ぬけだ
)
して、
大津
(
おおつ
)
まで来た時何か変な事があったが、それを
耐
(
こら
)
えて
土山宿
(
つちやまじゅく
)
まで
漸
(
ようや
)
く
落延
(
おちの
)
び、同所の
大野家
(
おおのや
)
と云う
旅宿屋
(
やどや
)
へ泊ると
枯尾花
(新字新仮名)
/
関根黙庵
(著)
落延(おちの)の例文をもっと
(2作品)
見る
落
常用漢字
小3
部首:⾋
12画
延
常用漢字
小6
部首:⼵
8画
“落”で始まる語句
落
落胆
落着
落魄
落葉松
落人
落葉
落籍
落付
落語家
“落延”のふりがなが多い著者
関根黙庵
作者不詳
三遊亭円朝
谷崎潤一郎