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華
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か
言葉
尻を
捉えたり
揚足を取る人ならば、花を好むというは、「
戊申詔書」の
華を去り
実に
就くというご趣旨に
反く、
違勅の
逆臣なりなどいうこともあろう。
彼は
女四書の
内訓に出でたりとて
屡ば父に聴さるる「
五綵服を
盛にするも、以つて身の
華と為すに足らず、
貞順道に
率へば、
乃ち以つて婦徳を進むべし」の
本文に
合ひて
是れ正学先生の詩に
於けるの
見なり。
華を
斥け
実を
尚び、雅を愛し
淫を
悪む。
ふようの雪の精をとり、
芳野の花の
華をうばい