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脩
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をさ
ふりがな文庫
“
脩
(
をさ
)” の例文
前生にありしときおのれをよく
脩
(
をさ
)
め、慈悲の心
専
(
もは
)
らに、
他人
(
ことひと
)
にもなさけふかく
接
(
まじは
)
りし人の、その善報によりて、今此の
生
(
しやう
)
に富貴の家にうまれきたり
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
襄と平八郎と交を訂せしは蓋し襄の晩年に在り、当時平八郎年壮にして気鋭、陽明の学を
脩
(
をさ
)
めて議論風生ず、而して襄は未だ嘗て之と学術を論ぜしことあらざりき。
頼襄を論ず
(新字旧仮名)
/
山路愛山
(著)
洛陽伽藍記
(
らくやうがらんき
)
に
云
(
い
)
ふ。
魏
(
ぎ
)
の
帝業
(
ていげふ
)
を
承
(
う
)
くるや、
四海
(
しかい
)
こゝに
靜謐
(
せいひつ
)
にして、
王侯
(
わうこう
)
、
公主
(
こうしゆ
)
、
外戚
(
ぐわいせき
)
、
其
(
そ
)
の
富
(
とみ
)
既
(
すで
)
に
山河
(
さんが
)
を
竭
(
つく
)
して
互
(
たがひ
)
に
華奢
(
くわしや
)
驕榮
(
けうえい
)
を
爭
(
あらそ
)
ひ、
園
(
ゑん
)
を
脩
(
をさ
)
め
宅
(
たく
)
を
造
(
つく
)
る。
豐室
(
ほうしつ
)
、
洞門
(
どうもん
)
、
連房
(
れんばう
)
、
飛閣
(
ひかく
)
。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
夫
(
をつと
)
のおのれをよく
脩
(
をさ
)
めて
九
教へなば、此の
患
(
うれひ
)
おのづから
避
(
さ
)
くべきものを、只
一〇
かりそめなる
徒
(
あだ
)
ことに、女の
一一
慳
(
かだま
)
しき
性
(
さが
)
を
募
(
つの
)
らしめて、其の身の
憂
(
うれひ
)
をもとむるにぞありける。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
父母これを嘆きて
私
(
ひそ
)
かにはかるは、
一九
あはれ
良
(
よき
)
人の
女子
(
むすめ
)
の
皃
(
かほ
)
よきを
娶
(
めと
)
りて
二〇
あはせなば、
渠
(
かれ
)
が身もおのづから
脩
(
をさ
)
まりなんとて、あまねく
国中
(
くになか
)
をもとむるに、幸に
媒氏
(
なかうど
)
ありていふ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
脩
漢検1級
部首:⾁
11画
“脩”を含む語句
束脩
左京大夫脩範
忠脩
治脩公
無束脩
聿脩堂
脩否
脩徳
脩束
脩業
脩短
脩竹
脩行中
脩辞
阿脩羅
齊脩