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能楽
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のうがく
ふりがな文庫
“
能楽
(
のうがく
)” の例文
旧字:
能樂
能楽
(
のうがく
)
には舞というものが
附物
(
つきもの
)
である。悲惨な人生を描いたものであっても、その悲惨に終った主人公が必ず(多く)舞を舞う。
俳句への道
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
ことに
能楽
(
のうがく
)
のしっとりと落ちついたゆるやかさのなかに、象徴的な複雑さを含んだ緊張しきった
動作
(
どうさ
)
のあるのに、むしろ驚異の感を抱かれたのでした。
アインシュタイン教授をわが国に迎えて
(新字新仮名)
/
石原純
(著)
遠征軍の将士を慰労するために、尾山城では、茶会や
能楽
(
のうがく
)
が催され、秀吉もまた他愛なく、遊びくらした。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
坂の中段から紅葉館の下に当たる辺に導かれた広い道の奥からは、
能楽
(
のうがく
)
のはやしの音がゆかしげにもれて来た。二人は能楽堂での能の催しが終わりに近づいているのを知った。
或る女:2(後編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
六十
余州
(
よしう
)
往来
(
わうらい
)
する
魔物
(
まもの
)
の
風流
(
ふうりう
)
思
(
おも
)
ふべく、はた
是
(
これ
)
あるがために、
闇川橋
(
やみがはばし
)
のあたり、
山
(
やま
)
聳
(
そび
)
え、
花
(
はな
)
深
(
ふか
)
く、
路
(
みち
)
幽
(
ゆう
)
に、
水
(
みづ
)
疾
(
はや
)
き
風情
(
ふぜい
)
見
(
み
)
るが
如
(
ごと
)
く、
且
(
か
)
つ
能楽
(
のうがく
)
に
於
(
お
)
ける、
前
(
まへ
)
シテと
云
(
い
)
ふ
段取
(
だんどり
)
にも
成
(
な
)
る。
怪力
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“能楽”の解説
能楽(のうがく、能樂)は、日本の伝統芸能であり、式三番(翁)を含む能と狂言とを包含する総称である。重要無形文化財に指定され、ユネスコ無形文化遺産に登録されている。
(出典:Wikipedia)
能
常用漢字
小5
部首:⾁
10画
楽
常用漢字
小2
部首:⽊
13画
“能”で始まる語句
能
能登
能力
能々
能書
能代
能事
能弁
能美
能勢