“能樂”の読み方と例文
新字:能楽
読み方割合
のうがく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆきふかくふと寂寞せきばくたるとき不思議ふしぎなるふえ太鼓たいこつゞみおとあり、山颪やまおろしにのつてトトンヒユーときこゆるかとすれば、たちまさつとほる。天狗てんぐのお囃子はやしふ。能樂のうがくつねさかんなるくになればなるべし。
寸情風土記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)