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肖
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あやか
ふりがな文庫
“
肖
(
あやか
)” の例文
「これはね、
昨日
(
きのう
)
ある人の銀婚式に呼ばれて、
貰
(
もら
)
って来たのだから、すこぶるおめでたいのです。あなたも一切ぐらい
肖
(
あやか
)
ってもいいでしょう」
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
来会者にはこの瑞兆に
肖
(
あやか
)
るように洩れなく「鶴の子石鹸」を贈呈するほか、夕陽新聞の半額購読券を配布する。
魔都
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
つまり勇気に
肖
(
あやか
)
りたいのだ。親爺は門を跨いで出ると遠くも行かぬうちに「早く食べてしまいましょう」と小声で言った。アニキは合点した。さてはお前が元なんだ。
狂人日記
(新字新仮名)
/
魯迅
(著)
「そなたも父に
肖
(
あやか
)
らずばなるまい」
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
是
(
これ
)
はね、
昨日
(
きのふ
)
ある
人
(
ひと
)
の
銀婚式
(
ぎんこんしき
)
に
呼
(
よ
)
ばれて、
貰
(
もら
)
つて
來
(
き
)
たのだから、
頗
(
すこ
)
ぶる
御目出度
(
おめでたい
)
のです。
貴方
(
あなた
)
も
一切
(
ひときれ
)
位
(
ぐらゐ
)
肖
(
あやか
)
つても
可
(
い
)
いでせう
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
▼ もっと見る
主人
(
しゆじん
)
は
肖
(
あやか
)
りたい
名
(
な
)
の
下
(
もと
)
に、
甘垂
(
あまた
)
るい
金玉糖
(
きんぎよくたう
)
を
幾切
(
いくきれ
)
か
頬張
(
ほゝば
)
つた。これは
酒
(
さけ
)
も
呑
(
の
)
み、
茶
(
ちや
)
も
呑
(
の
)
み、
飯
(
めし
)
も
菓子
(
くわし
)
も
食
(
く
)
へる
樣
(
やう
)
に
出來
(
でき
)
た、
重寶
(
ちようはう
)
で
健康
(
けんかう
)
な
男
(
をとこ
)
であつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
だから
一切
(
ひときれ
)
位
(
ぐらゐ
)
肖
(
あやか
)
つて
置
(
お
)
く
必要
(
ひつえう
)
もあるでせう
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
“肖”の解説
肖(しょう)は、漢姓の一つ。
(出典:Wikipedia)
肖
常用漢字
中学
部首:⾁
7画
“肖”を含む語句
肖像
不肖
肖顔
賢不肖
肖如
肖像画
肖通
肖顔画
肖然
肖似
肖合
酷肖
賢愚不肖
肖過
肖柏
肖古
肖像畫
肖像入
肖付
空肖
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