“肖像画”の読み方と例文
旧字:肖像畫
読み方割合
しょうぞうが100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つづいて、おとうさんの鉄砲てっぽうを見あげました。これは、かべにかかっているデンマークの国王と皇后こうごう肖像画しょうぞうがのそばにかけてありました。
そこへ制服を着た召使めしつかいが、ふたりやってきて、モミの木を、大きな美しい広間の中へ運びこみました。まわりのかべには、肖像画しょうぞうががかかっていました。
「僕は唯で書く代り有りのまゝだ。郷里のが肖像画しょうぞうがなら、僕のは写真だろう」
凡人伝 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)