“肖似”の読み方と例文
読み方割合
しょうじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ある批評家はセザンヌの作品とドストエフスキーの文学との肖似しょうじを論じている。自分も偶然に津田君の画とこの露文豪のある作品との間に共軛点きょうやくてんを認めさせられている。
これに聯関して思い合わされることは、人の容貌の肖似しょうじということについての人々の考えの異同である。例えば、甲某の眼にはA某とB某とが、よく似ているように見える。
観点と距離 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)