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『観点と距離』
ふりがな文庫
『
観点と距離
(
かんてんときょり
)
』
ある日、浜町の明治座の屋上から上野公園を眺めていたとき妙な事実に気がついた。それは上野の科学博物館とその裏側にある帝国学士院とが意外に遠く離れて見えるということである。この二つの建築物の前を月に一度くらいは通るので、近くで見たときのこの二つ …
著者
寺田寅彦
ジャンル
技術・工学 > 建設工学・土木工学 > 測量
初出
「文芸春秋 第十二年第八号」1934(昭和9)年8月1日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約7分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
定規
(
じょうぎ
)
杓子
(
しゃくし
)
浜町
(
はまちょう
)
肖似
(
しょうじ
)
鋳型
(
いがた
)