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紙札
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かみふだ
するとそこには、
白い、
太い、
大根がいろいろと
並べてあって、その
中のいちばん
太いのに、
赤い
紙札がついて、「一
等賞」と
書いてありました。
書物はみな難しくて、能登には
解らぬものである。——が、童女人形についていた
紙札だけは彼にも読めた。それには
窺ふに
灯の氣も見えず
能々見るに表の戸に
貸店と
云紙札の
貼付ある故是は
門違ひせしかと
四邊を
見廻すに間違ひにも
非ず吾助は何分
不審晴ねば
直樣家主方を
安くするといった
主人は、
家へ
帰るとさっそく
紙札を
店さきに
張りました。それには