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米山
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よねやま
ふりがな文庫
“
米山
(
よねやま
)” の例文
それを
米山
(
よねやま
)
の薬師如来に上げると言っていたのも、同じくまた山から農作の神を迎え申す意味であったろうかと思う。
年中行事覚書
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
右方は
米山
(
よねやま
)
、
彌彦山
(
やひこさん
)
、これもその頂は雲に隠れて、
山裾
(
さんきょ
)
を海中に伸している。愉快愉快。かかる壮大なる景がまたとあろうか。山を
攀
(
よ
)
じ、峠を越えてここに十有余日。
本州横断 痛快徒歩旅行
(新字新仮名)
/
押川春浪
、
井沢衣水
(著)
我国
(
わがくに
)
頸城郡
(
くびきこほり
)
米山
(
よねやま
)
の
麓
(
ふもと
)
に
医王山
(
いわうさん
)
米山寺
(
べいさんじ
)
は和同年中の
創草
(
さう/\
)
なり。山のいたゞきに薬師堂あり、山中女人を
禁
(
きん
)
ず。此米山の腰を米山
嶺
(
たふげ
)
とて越後北海の
駅路
(
えきろ
)
なり、此
辺
(
ほとり
)
古跡
(
こせき
)
多し。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
日はまだ
米山
(
よねやま
)
の
背後
(
うしろ
)
に隠れていて、
紺青
(
こんじょう
)
のような海の上には薄い
靄
(
もや
)
がかかっている。
山椒大夫
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
米山
(
よねやま
)
の
萃螺
(
すゐら
)
が見えた。晴れた日には、遠く佐渡の島影をも
指
(
ゆびさ
)
す事が出来た。そしてそこの高原には、桔梗、われもこう、
刈萱
(
かるかや
)
、松虫草などがさながら毛氈を
布
(
し
)
いたやうに美しく乱れ開いた。
女の温泉
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
▼ もっと見る
ヨイサといふ
實
(
げ
)
に麓より見上げて胸を衝くばかりの鳥居峠など上らんに右の手の竹杖に岩角を突き斯く唄はゞ其の
勞
(
つかれ
)
を忘るゝ事もあるべし我輩越後に赴きしとき
米山
(
よねやま
)
を越えて後に新潟にて米山節を
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
米山
(
よねやま
)
さまへ
雨情民謡百篇
(新字旧仮名)
/
野口雨情
(著)
我国
(
わがくに
)
頸城郡
(
くびきこほり
)
米山
(
よねやま
)
の
麓
(
ふもと
)
に
医王山
(
いわうさん
)
米山寺
(
べいさんじ
)
は和同年中の
創草
(
さう/\
)
なり。山のいたゞきに薬師堂あり、山中女人を
禁
(
きん
)
ず。此米山の腰を米山
嶺
(
たふげ
)
とて越後北海の
駅路
(
えきろ
)
なり、此
辺
(
ほとり
)
古跡
(
こせき
)
多し。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
たとえば越後の
米山
(
よねやま
)
の神なども、現在は薬師様として祭られているが、たしか十二月の八日に立って出雲へ薬の調合に行き、四月八日にはお帰りになるといって、その日が参拝の日であった。
年中行事覚書
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
米山
(
よねやま
)
さまよ
雨情民謡百篇
(新字旧仮名)
/
野口雨情
(著)
余
(
よ
)
先年其古跡を
尋
(
たづね
)
んとて
下
(
しも
)
越後にあそびし時、
新道
(
しんだう
)
村の
長
(
をさ
)
飯塚知義
(
いひつかともよし
)
の
話
(
はなし
)
に、
一年
(
ひとゝせ
)
夏の頃
雩
(
あまこひ
)
の
為
(
ため
)
に村の者どもを
从
(
したが
)
へ
米山
(
よねやま
)
へのぼりしに、
薬師
(
やくし
)
へ参詣の人山こもりするために
御鉢
(
おはち
)
といふ所に小屋二ツあり
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
米山
(
よねやま
)
さまよ
極楽とんぼ
(新字旧仮名)
/
野口雨情
(著)
余
(
よ
)
先年其古跡を
尋
(
たづね
)
んとて
下
(
しも
)
越後にあそびし時、
新道
(
しんだう
)
村の
長
(
をさ
)
飯塚知義
(
いひつかともよし
)
の
話
(
はなし
)
に、
一年
(
ひとゝせ
)
夏の頃
雩
(
あまこひ
)
の
為
(
ため
)
に村の者どもを
从
(
したが
)
へ
米山
(
よねやま
)
へのぼりしに、
薬師
(
やくし
)
へ参詣の人山こもりするために
御鉢
(
おはち
)
といふ所に小屋二ツあり
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
“米山”の解説
米山(よねやま)は、新潟県の中越地方と上越地方の境にある山である。標高992.5メートル。きれいな四角錐(ピラミッド型)の頂上部をもつ山容はよく目立ち、古くから陸路や海路の目印ともされた。
(出典:Wikipedia)
米
常用漢字
小2
部首:⽶
6画
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
“米山”で始まる語句
米山寺
米山保三郎
米山八左衛門