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竝立
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へいりつ
ふりがな文庫
“
竝立
(
へいりつ
)” の例文
新字:
並立
一段はほぼ五十センチほどの厚さがあり、段と段のあいだは隙間になって、枯れた古い
芦
(
あし
)
の幹が支柱のように
竝立
(
へいりつ
)
している。
青べか物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
先
(
ま
)
づ
頂上
(
ちようじよう
)
から
絶
(
た
)
えず
噴
(
ふ
)
き
出
(
だ
)
す
蒸氣
(
じようき
)
や
火山灰
(
かざんばひ
)
によつて
直
(
す
)
ぐにそれがヴェスヴィオなることが
氣
(
き
)
づかれるが、それと
同時
(
どうじ
)
に
今一
(
いまひと
)
つ
左方
(
さほう
)
に
竝立
(
へいりつ
)
して
見
(
み
)
える
尖
(
とが
)
つた
山
(
やま
)
を
見落
(
みおと
)
してはならぬ。
火山の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
今や時勢一
變
(
ぺん
)
して
舊規
(
きうき
)
を
墨守
(
ぼくしゆ
)
す可らず、宜しく政
權
(
けん
)
を王室に還し、以て萬國
竝立
(
へいりつ
)
の
基礎
(
きそ
)
を建つべし。其れ則ち當今の
急務
(
きふむ
)
にして、而て容堂の
至願
(
しぐわん
)
なり。
幕
(
ばく
)
下の
賢
(
けん
)
なる、必之を
察
(
さつ
)
するあらんと。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
一段はほぼ五十センチほどの厚さがあり、段と段のあいだは
隙間
(
すきま
)
になって、枯れた古い
芦
(
あし
)
の幹が支柱のように
竝立
(
へいりつ
)
している。
青べか物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
この
火山島
(
かざんとう
)
は
直徑
(
ちよつけい
)
僅
(
わづか
)
に
三粁
(
さんきろめーとる
)
の
小圓錐
(
しようえんすい
)
であつて、その
北側
(
きたがは
)
に
人口
(
じんこう
)
二千五百
(
にせんごひやく
)
の
町
(
まち
)
があり、
北西
(
ほくせい
)
八合目
(
はちごうめ
)
に
噴火口
(
ふんかこう
)
がある。
火孔
(
かこう
)
は
三箇
(
さんこ
)
竝立
(
へいりつ
)
して
鎔岩
(
ようがん
)
を
湛
(
たゝ
)
へ、
數分間
(
すうふんかん
)
おきに
之
(
これ
)
を
噴
(
ふ
)
き
飛
(
と
)
ばしてゐる。
火山の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
竝
部首:⽴
10画
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
“竝”で始まる語句
竝
竝列
竝田
竝行
竝木
竝樹
竝竹
竝波悉林