“へいりつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
竝立40.0%
並立20.0%
併立20.0%
屏立20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
頂上ちようじようからえず蒸氣じようき火山灰かざんばひによつてぐにそれがヴェスヴィオなることがづかれるが、それと同時どうじ今一いまひと左方さほう竝立へいりつしてえるとがつたやま見落みおとしてはならぬ。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
熟練のうえは人心一致士気盛興万国の形勢と並立へいりつすべきこと必然なり。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
これらの条項に差等をつけると同時にこれらの条項中のあるものは性質において併立へいりつして存在すべきも、甲乙を従属せしむべきものでないと云う事に気がつくかも知れぬ。
作物の批評 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
屏立へいりつしていた諸大将はぶしつけな眼や失笑を孔明に投げながらぞろぞろと堂後へ隠れた。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)