“稜形”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
りようけい50.0%
ひしがた50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はるのやうなだまされて雲雀ひばりは、そつけない三稜形りようけいたねふくれつゝまだ一ぱいしろ蕎麥畑そばばたけやそれから陸稻畑をかぼばたけうへさへづつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
夏蕎麥なつそば小麥こむぎでもやうひとつかんではかたから背負せおふやうにしてうすはらたゝきつけると三稜形りようけい種子がまだすこあをともちてほとん直射ちよくしやする日光につくわう
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
猶太人ジュウがよく、その形をカフスボタン襟布止めネクタイ・ピンに用いているけれども、そのダビデの楯(〓)の六稜形ひしがたが、クリヴォフの胸飾では、テュードル薔薇ローズに六弁の形となって現われているのだ
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)