“石庖丁”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いしほうちよう50.0%
いしはうてう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これが次第しだいすゝんでますと使用しようみちべつになり、それ/″\適當てきとうかたちになつて石槍いしやりとか石劍いしつるぎとか、あるひは石庖丁いしほうちようとかにわかれてくのでありますが、この時代じだいにはまだ
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
その石器せつきにはあまかはりはありませんが、たゞ石庖丁いしほうちようだとかゑぐりのある石斧せきふなどが、どちらかといふとおほます。これは、まへくろずんだいろ土器どきとはことなつて、たゞの茶色ちやいろ土器どきです。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
石の磨製利噐りきには磨製石鏃と呼ばる物も有り、石庖丁いしはうてうの名を得たるものも有れど、是等はむしろ稀なる品なれば説明せつめいを止め、是より磨製石斧のことのみに付て述ぶる所有るべし。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)