“直(つゝ)” の例文
宜(よき)ぞと竊に目配(めくばせ)すれば赤川大膳藤井左京直(つゝ)と寄て次助佐助が後に立寄(たちより)突落(つきおと)せば哀(あは)れや兩人は數(すう)千丈(ぢやう)の谷底(たにそこ)に眞逆樣(まつさかさま)に落入て微塵(みぢん)に碎けて死失たりまた常樂院は五人の者を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
盜賊(たうぞく)呼(よば)はり組頭衆(くみがしらしう)や年寄衆(としよりしう)へ此伯父(をぢ)が何の面向(かほむけ)が成ものか盜人(ぬすびと)猛々敷(たけ/\しい)とは汝が事なり兄九郎右衞門殿の位牌(ゐはい)へ對して此九郎兵衞が云譯(わけ)立(たゝ)ぬ汝が親九郎右衞門に成代(なりかは)り此伯父が勘當する出て失(うせ)ろと猶も打擲(ちやうちやく)なす處へ暫(しばら)く/\と聲(こゑ)懸(かけ)一間より直(つゝ)と出るや否(いな)や九郎兵衞を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)