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発掘
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はっくつ
ふりがな文庫
“
発掘
(
はっくつ
)” の例文
旧字:
發掘
学者
(
がくしゃ
)
が
学問
(
がくもん
)
のためにというので、
書記
(
しょき
)
も
心
(
こころ
)
をうごかせられたらしく、
熱心
(
ねっしん
)
に
説
(
と
)
きまわってくれるのです。そのかいあって、ついに
村
(
むら
)
で
発掘
(
はっくつ
)
をゆるしました。
うずめられた鏡
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
またそのたしかに
于闐
(
コウタン
)
大寺の
廃趾
(
はいし
)
から
発掘
(
はっくつ
)
された
壁画
(
へきが
)
の中の三人なことを知りました。私はしずかにそっちへ
進
(
すす
)
み
愕
(
おどろ
)
かさないようにごく声
低
(
ひく
)
く
挨拶
(
あいさつ
)
しました。
インドラの網
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
日ごと問題の図書館(それは、その後二百年にして地下に
埋没
(
まいぼつ
)
し、
更
(
さら
)
に二千三百年にして
偶然
(
ぐうぜん
)
発掘
(
はっくつ
)
される運命をもつものであるが)に通って万巻の書に目をさらしつつ
研鑽
(
けんさん
)
に
耽
(
ふけ
)
った。
文字禍
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
博士
(
はかせ
)
は、
古墳
(
こふん
)
の
発掘
(
はっくつ
)
をてつだってくれた
役場
(
やくば
)
の
若
(
わか
)
い
書記
(
しょき
)
にしろ、
学校
(
がっこう
)
の
先生
(
せんせい
)
にしろ、
話
(
はなし
)
を
聞
(
き
)
いていると、みんな
若
(
わか
)
い
人
(
ひと
)
たちは
詩人
(
しじん
)
であって、
物質
(
ぶっしつ
)
だけをたよりとしていない、そのことは
うずめられた鏡
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“発掘”の意味
《名詞》
土の中に埋もれているものを掘り出すこと。
広く知られていない優良な品物や人材を見つけること。
(出典:Wiktionary)
“発掘(発掘調査)”の解説
発掘調査(はっくつちょうさ、en: excavation)とは、地中に埋没した学術的資料を調査・研究するため、地面や岩盤への掘削を行う学術調査手法の1つ。考古学では過去人類の活動痕跡=遺跡(埋蔵文化財)を検出するため遺跡のある土地の土層を掘削し、古生物学および地質学では化石を探す等の目的で特定の地層を掘削する調査のことをいう。
(出典:Wikipedia)
発
常用漢字
小3
部首:⽨
9画
掘
常用漢字
中学
部首:⼿
11画
“発”で始まる語句
発
発見
発句
発作
発心
発矢
発奮
発止
発足
発起