琵琶湖びはこ)” の例文
このやま琵琶湖びはことも一夜いちやにして出來できたなどといふのは、科學かがくらなかつたひとのこじつけであらうが、富士ふじわか火山かざんであることには間違まちがひはない。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
この「仙人」は琵琶湖びはこに近いO町の裁判官を勤めてゐた。彼の道楽は何よりも先に古い瓢箪へうたんを集めることだつた。
仙人 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
やうぢやな。)といつたばかりでべつめず、あふいでそらやうともしない、此時このときかぎらず、しづたけが、といつて古戦場こせんぢやうしたときも、琵琶湖びはこ風景ふうけいかたつたとき
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
有史時代いうしじだいつてはじめて地震ぢしん傳説でんせつえるのは、孝靈天皇かうれいてんのうの五ねん近江國あふみのくにけて琵琶湖びはこ出來でき同時どうじ富士山ふじさん噴出ふんしゆつして駿すんかふさうがおびたゞしく震動しんどうしたといふのであるが
日本建築の発達と地震 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)