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牡
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をす
ふりがな文庫
“
牡
(
をす
)” の例文
ト
此
(
こ
)
の
團右衞門方
(
だんゑもんかた
)
に
飼猫
(
かひねこ
)
の
牡
(
をす
)
が一
疋
(
ぴき
)
、これははじめから
居
(
ゐ
)
たのであるが、
元二
(
げんじ
)
が
邸内
(
ていない
)
へ
奉公
(
ほうこう
)
をしてから
以來
(
いらい
)
、
何處
(
どこ
)
から
來
(
き
)
たか、むく/\と
肥
(
ふと
)
つた
黒毛
(
くろげ
)
で
艶
(
つや
)
の
好
(
い
)
い
天鵝絨
(
びろうど
)
のやうな
牝
(
めす
)
が
一
(
ひと
)
つ
二た面
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
息子
(
むすこ
)
、亭主、
牡
(
をす
)
、人生観上の現実主義者、気質上のロマン主義者、哲学上の懐疑主義者
等
(
とう
)
、等、等、——それは格別
差支
(
さしつか
)
へない。しかしその何人かの僕自身がいつも喧嘩するのに苦しんでゐる。
僕は
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
千兩箱が三つといふと精々十五六貫ですが、此暑い盛りに、三里の道を水も呑ませずに行くんだから、これ位のでなきあ安心がなりません。——ドウドウ、二本松生れの五歳の
牡
(
をす
)
で、ドウ、ドウ
銭形平次捕物控:065 結納の行方
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
赤黒きタンクの如く並びゐる河馬の
牝
(
めす
)
牡
(
をす
)
われは知らずも
河馬
(旧字旧仮名)
/
中島敦
(著)
牡
(
をす
)
の羊は悲しげに
廣間
(
ひろま
)
をさして入り來りぬ。
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
“牡(
雄
)”の解説
雄(オス、牡、en: Male)は、動物の性別のうち、精巣を有し、精子をつくる側のこと。植物の場合は、雄花をつけるもの。対義語は。
(出典:Wikipedia)
牡
漢検準1級
部首:⽜
7画
“牡”を含む語句
牡鹿
牡馬
牡丹
牡牛
牡丹花
牝牡
牡丹餅
牡蠣
牡鶏
白牡丹
天竺牡丹
牡羊
牡獅子
牡犬
葉牡丹
牡猫
成牡
鼈甲牡丹
牡蠣雑炊
牡山羊
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