牛胡頽子うしぐみ)” の例文
勘次かんじそのあさ未明みめいにそつといへうしろならあひだはしへおりて境木さかひぎ牛胡頽子うしぐみそば注意ちういしてた。唐鍬たうぐはなにかでうごかしたつちあといた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
うしろくろになあ、牛胡頽子うしぐみのとこでなあ」おしなれ/″\にいつた。勘次かんじほゞ了解れうかいした。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
しな田圃たんぼからあがるまへ天秤てんびんおろしてひだりまがつた。自分じぶんいへはやしとのあひだにはひと足趾あしあとだけの小徑こみちがつけてある。おしなその小徑こみちはやしとの境界さかひしきつて牛胡頽子うしぐみそばたつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)