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無邪気
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むじやき
ふりがな文庫
“
無邪気
(
むじやき
)” の例文
旧字:
無邪氣
猟人
(
かりうど
)
は、その
無邪気
(
むじやき
)
な
鸚鵡
(
あうむ
)
を
可憐
(
かあい
)
そうに
思
(
おも
)
つて
撃
(
うた
)
ないでつれてかへつて
可愛
(
かあい
)
がつて
飼
(
かつ
)
てやりました。
コドモノスケッチ帖:動物園にて
(新字旧仮名)
/
竹久夢二
(著)
向
(
むか
)
ふ
側
(
かわ
)
ではSH
氏
(
し
)
の
夫人
(
ふじん
)
らしい、ちら/\
動
(
うご
)
く
星
(
ほし
)
のやうな
目
(
め
)
の
極
(
きわ
)
めて
凉
(
すゞ
)
しい
人
(
ひと
)
が、
無邪気
(
むじやき
)
な
表情
(
へうぜう
)
をしてゐるのが
目
(
め
)
についた。
私
(
わたくし
)
の
脇
(
わき
)
にゐるお
転婆
(
てんば
)
さんが
彼女
(
かのじよ
)
を
讃
(
ほ
)
めてゐた。
微笑の渦
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
併し概して言ふと、
下
(
しも
)
がかつた事も、原文が
無邪気
(
むじやき
)
に堂々と言ひ
放
(
はな
)
つてゐるのを
其儘
(
そのまま
)
訳出してあるから、近代の小説中に現はれる Love scene よりも
婬褻
(
いんせつ
)
の感を与へない。
リチャード・バートン訳「一千一夜物語」に就いて
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
無邪気
(
むじやき
)
なる道づれなりし犬の姿
詩集夏花
(新字旧仮名)
/
伊東静雄
(著)
それは
無邪気
(
むじやき
)
なI
子
(
こ
)
が、
殊
(
こと
)
にもさう
云
(
い
)
ふことを
嬉
(
うれ
)
しがる
人
(
ひと
)
の
好
(
よ
)
さをもつてゐるからであつた。
微笑の渦
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
▼ もっと見る
何
(
なに
)
かの
拍子
(
ひやうし
)
に、
妻
(
つま
)
は
其
(
そ
)
の
無邪気
(
むじやき
)
な
顔
(
かほ
)
を、
少
(
すこ
)
し
曇
(
くも
)
らして
背負揚
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
無
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
邪
常用漢字
中学
部首:⾢
8画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“無邪気”で始まる語句
無邪気者揃