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海邊
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かいへん
ふりがな文庫
“
海邊
(
かいへん
)” の例文
新字:
海辺
此邊
(
このへん
)
は
熱帶國
(
ねつたいこく
)
の
常
(
つね
)
とて、
年中
(
ねんちう
)
日
(
ひ
)
が
長
(
なが
)
いので、
食後
(
しよくご
)
一
時間
(
じかん
)
ばかりは
大佐
(
たいさ
)
をはじめ
一同
(
いちどう
)
海邊
(
かいへん
)
に
出
(
い
)
でゝ
戸外運動
(
こぐわいうんどう
)
に
耽
(
ふけ
)
るのである。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
鹹水
(
かんすい
)
貝塚は
元來
(
ぐわんらい
)
海邊
(
かいへん
)
に在るべきものなれど年月の
經
(
た
)
つに從ひ
土地隆起
(
とちりうき
)
の爲、海水退きて其位置
比較的
(
ひかくてき
)
内地に移る事有り。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
私は唯だ、手も握らず頬ずりもしなかつた最初の戀よりも、其れから二年たつた十八の夏の
夜
(
よ
)
、旅行した
海邊
(
かいへん
)
の松原で宿屋の娘と初めて禁制の果實を摘んだ。
歓楽
(旧字旧仮名)
/
永井荷風
、
永井壮吉
(著)
催
(
もよほ
)
しける然るに其夜
亥
(
い
)
の
刻
(
こく
)
とも
覺敷頃
(
おぼしきころ
)
風
(
かぜ
)
もなくして
燭臺
(
しよくだい
)
の
燈火
(
ともしび
)
ふツと
消
(
き
)
えければ伊賀亮
不審
(
ふしん
)
に思ひ
天文臺
(
てんもんだい
)
へ
登
(
のぼ
)
りて
四邊
(
あたり
)
を
見渡
(
みわた
)
すに總て
海邊
(
かいへん
)
は數百
艘
(
そう
)
の船にて
取圍
(
とりかこ
)
み
篝
(
かゞり
)
を
焚
(
たき
)
品川灣を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
と
言放
(
いひはな
)
つて、
英風
(
えいふう
)
颯々
(
さつ/\
)
、
逆浪
(
げきらう
)
岩
(
いわ
)
に
碎
(
くだ
)
くる
海邊
(
かいへん
)
の、
唯
(
と
)
ある
方角
(
ほうがく
)
を
眺
(
なが
)
めた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
海
常用漢字
小2
部首:⽔
9画
邊
部首:⾡
19画
“海邊”で始まる語句
海邊橋