トップ
>
機宜
>
きゞ
ふりがな文庫
“
機宜
(
きゞ
)” の例文
一、
最初
(
さいしよ
)
の
一瞬間
(
いつしゆんかん
)
に
於
(
おい
)
て
非常
(
ひじよう
)
の
地震
(
ぢしん
)
なるか
否
(
いな
)
かを
判斷
(
はんだん
)
し、
機宜
(
きゞ
)
に
適
(
てき
)
する
目論見
(
もくろみ
)
を
立
(
た
)
てること、
但
(
たゞ
)
しこれには
多少
(
たしよう
)
の
地震知識
(
ぢしんちしき
)
を
要
(
よう
)
す。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
もし
右
(
みぎ
)
のような
火
(
ひ
)
の
性質
(
せいしつ
)
を
心得
(
こゝろえ
)
てゐると、
心
(
こゝろ
)
の
落着
(
おちつき
)
も
出來
(
でき
)
るため、
危急
(
ききゆう
)
の
場合
(
ばあひ
)
、
機宜
(
きゞ
)
に
適
(
てき
)
する
處置
(
しよち
)
も
出來
(
でき
)
るようにもなるものである。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
また
有珠山
(
うすさん
)
の
明治四十三年
(
めいじしじゆうさんねん
)
の
噴火
(
ふんか
)
は
數日前
(
すうじつぜん
)
から
地震
(
ぢしん
)
を
先發
(
せんぱつ
)
せしめたので、
時
(
とき
)
の
室蘭警察署長
(
むろらんけいさつしよちよう
)
飯田警視
(
いひだけいし
)
が
爆發
(
ばくはつ
)
を
未然
(
みぜん
)
に
察
(
さつ
)
し、
機宜
(
きゞ
)
に
適
(
てき
)
する
保安上
(
ほあんじよう
)
の
手段
(
しゆだん
)
を
取
(
と
)
つたことは
特筆
(
とくひつ
)
すべき
事柄
(
ことがら
)
である。
火山の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
“機宜”の意味
《名詞》
何かをするのに丁度よい機会。
(出典:Wiktionary)
機
常用漢字
小4
部首:⽊
16画
宜
常用漢字
中学
部首:⼧
8画
“機”で始まる語句
機
機嫌
機会
機械
機會
機関
機織
機屋
機智
機微