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楽隠居
ふりがな文庫
“楽隠居”の読み方と例文
旧字:
樂隱居
読み方
割合
らくいんきょ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
らくいんきょ
(逆引き)
そうして
自分
(
じぶん
)
は
暖
(
あたたか
)
い
静
(
しずか
)
な
処
(
ところ
)
に
坐
(
ざ
)
して、
金
(
かね
)
を
溜
(
た
)
め、
書物
(
しょもつ
)
を
読
(
よ
)
み、
種々
(
しゅじゅ
)
な
屁理窟
(
へりくつ
)
を
考
(
かんが
)
え、また
酒
(
さけ
)
を(
彼
(
かれ
)
は
院長
(
いんちょう
)
の
赤
(
あか
)
い
鼻
(
はな
)
を
見
(
み
)
て)
呑
(
の
)
んだりして、
楽隠居
(
らくいんきょ
)
のような
真似
(
まね
)
をしている。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
楽隠居
(
らくいんきょ
)
にして
貰
(
もら
)
つたところで、また、がたんと貧乏
住居
(
ずまい
)
に
堕
(
お
)
ちたのだつた。
上田秋成の晩年
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
なぜなら彼らは、老後において妻子
眷族
(
けんぞく
)
にかしずかれ、五枚
蒲団
(
ぶとん
)
の上に坐って何の心身の苦労もなく、
悠々
(
ゆうゆう
)
自適の
楽隠居
(
らくいんきょ
)
をすることができるからだ。反対に西洋人は、老年になってからみじめである。
老年と人生
(新字新仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
楽隠居(らくいんきょ)の例文をもっと
(4作品)
見る
“楽隠居”の意味
《名詞》
楽隠居(らくいんきょ)
隠居して気楽に暮らすこと。また、その人。
(出典:Wiktionary)
楽
常用漢字
小2
部首:⽊
13画
隠
常用漢字
中学
部首:⾩
14画
居
常用漢字
小5
部首:⼫
8画
“楽”で始まる語句
楽
楽器
楽書
楽屋
楽園
楽隊
楽欲
楽々
楽譜
楽焼
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