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杯
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ぺい
ふりがな文庫
“
杯
(
ぺい
)” の例文
男「エヽコウ潮時が
悪
(
わり
)
いもんだから
滅法界
(
めっぽうけえ
)
に遅くなった、なにしても寒くって堪らねえから何処かで一
杯
(
ぺい
)
飲
(
や
)
ろうか」
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「なア、これで泰軒先生に、今夜も寝酒の一
杯
(
ぺい
)
もやってもらえようってもんだ」
丹下左膳:03 日光の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
「一
杯
(
ぺい
)
飲ませるかといふことよ。」
椋のミハイロ
(新字旧仮名)
/
ボレスワフ・プルス
(著)
着る物も着せねえで人を困らせても構わず無闇に金を
貯
(
ため
)
るのを
吝嗇
(
けち
)
と云って
極
(
ごく
)
いけねえのだ、それから自分が一
杯
(
ぺい
)
食う物を半分食って、
彼
(
あ
)
れは欲しい
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
エー
何
(
なん
)
とも重々恐れ入りやした、田舎者で始めて江戸へ
参
(
めえ
)
りやして、
亀井戸
(
かめいど
)
へ参詣して巴屋で一
杯
(
ぺい
)
傾けやした処が、料理が
佳
(
い
)
いので飲過ぎて
大酩酊
(
おおめいてい
)
を致し
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
若
(
わけ
)
いお
侍
(
さむれえ
)
が腰掛けて一
杯
(
ぺい
)
やっていた、其の人の年頃はそうさ廿二三で、ちょうど其処に入らっしゃる丹三郎様ぐれえの年恰好で、
貴方
(
あんた
)
に
能
(
よ
)
く
肖
(
に
)
ているお方サ
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
多「そんなら屹度
彼
(
あ
)
の納屋へ物を一
杯
(
ぺい
)
詰めても大丈夫でがんすか、其の代りお給金なしで働きやす」
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
伴「そんなら何も腹を立てる事はねえのだ、これから
中直
(
なかなお
)
りに一
杯
(
ぺい
)
飲んで、
両人
(
ふたり
)
で一緒に寝よう」
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
何
(
なん
)
だかこう金が入ると浮気になったようだから、一
杯
(
ぺい
)
飲みながら、
緩
(
ゆる
)
りと
昔語
(
むかしがたり
)
がしてえのだが、こゝの
家
(
うち
)
ア陰気だから、これから
何処
(
どこ
)
かへ行って一杯やろうじゃアねえか
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
亥「豐島屋の酒を持って来た、旦那に一
杯
(
ぺい
)
上げて盃を
貰
(
もれ
)
えてえってそう云ってくんねえ」
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
杢「これだけありゃア今月一
杯
(
ぺい
)
は休みだ」
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
杯
常用漢字
中学
部首:⽊
8画
“杯”を含む語句
一杯
酒杯
洋杯
三杯
硝子杯
乾杯
小杯
手杯
杯盤
杯盤狼藉
精一杯
杯事
大杯
幾杯
高脚杯
罰杯
床杯
腹一杯
朱杯
一杯機嫌
...