“洋杯”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
コップ66.7%
こつぷ16.7%
さかずき8.3%
コツプ8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
枕元の朱塗の盆に散薬(さんやく)の袋と洋杯が載(の)っていて、その洋杯(コップ)の水が半分残っているところも朝と同じであった。
門 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
また電気灯を点(とも)すと、白つぽくなつた壁際(かべぎは)の二段の吊棚が目の前へ現はれて来るのです。私は洋杯(こつぷ)の中に入(はひ)つた三郎の使ひ残した護謨(ごむ)の乳首(ちヽくび)に先(ま)づ目が附きます。
遺書 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
「さ、諸君、洋杯(さかずき)を挙げたまえ! 基督(キリスト)最後の晩餐(ばんさん)ということはあるが、これが伯爵ステーンセン追放のお別れだハハハハハハ」
グリュックスブルグ王室異聞 (新字新仮名) / 橘外男(著)
その飮み振りはどこか、がつがつ以上のものがあり、洋杯(コツプ)をささげて拜んでゐるみたいなものすら、あつた。
汽車で逢つた女 (旧字旧仮名) / 室生犀星(著)