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床杯
ふりがな文庫
“床杯”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しょうはい
50.0%
とこさかずき
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しょうはい
(逆引き)
そして酒の激しい勢いでもってワッと立ち上ると、
床杯
(
しょうはい
)
をすませたばかりの別室に
雪崩
(
なだ
)
れこんだから、武士の名誉にかけてもうどうすることも出来なくなりました。
くろがね天狗
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
床杯(しょうはい)の例文をもっと
(1作品)
見る
とこさかずき
(逆引き)
新婦が、
床杯
(
とこさかずき
)
をなさんとて、座敷より休息の
室
(
ま
)
に開きける時、介添の
婦人
(
おんな
)
はふとその顔を見て驚きぬ。
琵琶伝
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
床杯(とこさかずき)の例文をもっと
(1作品)
見る
“床杯(
床盃
)”の解説
床盃、または、床杯(とこさかずき)は、新婚夫婦が結婚初夜に寝所で盃を交わす日本の風習。近世ころの文献に見える。
最もプライベートな空間で行なわれることであり、守るべき礼式、作法は示されていない。
祝言のなかで、三三九度の盃事、親子盃、総盃が終わり、本膳に及ぶとき、夫婦は閨に赴く。まず小盃を夫から開き、妻に指盃する。媒酌人が受け取って妻に盃を運ぶ。次に中盃、次に大盃とかえて前と同じくする。のち媒酌人は席を立ち退き、部屋侍女は夫婦を寝に就かせる。
(出典:Wikipedia)
床
常用漢字
中学
部首:⼴
7画
杯
常用漢字
中学
部首:⽊
8画
“床”で始まる語句
床
床几
床屋
床板
床下
床柱
床脇
床上
床几場
床店
“床杯”のふりがなが多い著者
海野十三
泉鏡花