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日来
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ひごろ
ふりがな文庫
“
日来
(
ひごろ
)” の例文
旧字:
日來
またその
殃禍篇
(
おうかへん
)
に、美濃の
御嶽
(
おんたけ
)
村の土屋某、
日来
(
ひごろ
)
好んで鶏卵を食いしが、いつしか頭ことごとく
禿
(
は
)
げて、
後
(
のち
)
鶏の
産毛
(
うぶげ
)
一面に生じたと載す。
十二支考:08 鶏に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
日来
(
ひごろ
)
武に誇り、
本所
(
ほんじょ
)
を
無
(
なみ
)
する権門高家の武士共いつしか諸庭奉公人と
成
(
なり
)
、或は軽軒香車の後に走り、或は青侍格勤の前に
跪
(
ひざまず
)
く。
四条畷の戦
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
心配、
恐懼
(
きょうく
)
、喜悦、感慨、希望等に悩まされて従来の病体益〻神経の過敏を致し、
日来
(
ひごろ
)
睡眠に不足を生じ候次第、愚とも狂とも御笑ひ
可被下
(
くださるべく
)
候。
歌よみに与ふる書
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
功名富貴
(
こうめいふうき
)
はいふに
足
(
た
)
らず。吾いま
母公
(
ぼこう
)
の
慈愛
(
めぐみ
)
をかうむり、
四八
賢弟
(
けんてい
)
の
敬
(
ゐや
)
を納むる、何の
望
(
のぞみ
)
かこれに過ぐべきと、よろこびうれしみつつ、又
日来
(
ひごろ
)
をとどまりける。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
心配、
恐懼
(
きょうく
)
、喜悦、感慨、希望等に悩まされて従来の病体ますます神経の過敏を致し
日来
(
ひごろ
)
睡眠に不足を生じ候次第愚とも狂とも御笑い
可被下
(
くださるべく
)
候。
歌よみに与ふる書
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
▼ もっと見る
日来
(
ひごろ
)
は
一七一
一
毛
(
まう
)
をもぬかざるが、何の
報
(
むくい
)
にてかう良からぬ心や出できぬらん。
一七二
他
(
ほか
)
よりあらはれなば此の家をも
絶
(
たや
)
されん。
祖
(
みおや
)
の為
子孫
(
のち
)
の為には、不孝の子一人惜しからじ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
日来
(
ひごろ
)
附き奉りたりつる梵士后を盗み奉りて逃れ侍りつるを、大王還りたもうまでと思いて防ぎ侍りつれども、梵士竜王の姿を現じてこの羽を
蹴折
(
けお
)
りたりといいてついに死門に入りぬ。
十二支考:07 猴に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
日来
(
ひごろ
)
は
一四四
為
(
な
)
すままにおきつるを、かくて太郎に
悪
(
にく
)
まれなば、
天地
(
あめつち
)
の中に
何国
(
いづく
)
に住むらん。
賢
(
かしこ
)
き事をも学びたる者が、など是ほどの事
一四五
わいためぬぞといふ。豊雄、
実
(
まこと
)
に買ひたる物にあらず。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
日
常用漢字
小1
部首:⽇
4画
来
常用漢字
小2
部首:⽊
7画
“日”で始まる語句
日
日向
日本
日和
日光
日中
日々
日数
日暮
日毎