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斬
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や
ふりがな文庫
“
斬
(
や
)” の例文
斬
(
や
)
られたと見えて苦しそう、京橋
堤
(
づつみ
)
をタタタタと逃げ
転
(
まろ
)
んできた。と、その影を追い慕って、波を泳いでくるような
銀蛇
(
ぎんだ
)
が見えた。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「そうらしいな。
斬
(
や
)
るかな。まず、千浪どのに怪我のないように。」
煩悩秘文書
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
仙「何んとも何うも申そうようはございません、先ずまアお芽出度うごぜえやした、止めはお差しなすったか、
私
(
わっち
)
も
此奴
(
こいつ
)
じゃア
何
(
ど
)
のくれえ苦労してえるか知れやせんから、少しばかり
斬
(
や
)
らして下さい、重さんも此処へ来ねえ」
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「……さっ、斬れ、おいっ。頼むから、きれいに、
斬
(
や
)
ってくれ。年三十にならねえうちに、生きるに持てあましたこの首を」
無宿人国記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ともう、一人はどこか
斬
(
や
)
られたらしい。
つづれ烏羽玉
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
▼ もっと見る
相手が四人だ、ただの四人ならよいが、みんな達人だと聞いていたから、これは捨てておくと、お師匠様も、今夜は
斬
(
や
)
られるかも知れない……。
宮本武蔵:03 水の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「まあ、ひどい血になって——。
斬
(
や
)
られたのかえ。今、谷の方で鉄砲の音がしたから、もしやと思っていたら? ……」
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
眼八も
斬
(
や
)
られ、原士の中にも沢山な
傷負
(
ておい
)
が出た。霧がはれた頃には、夜になって、姿を探すよすがもない。
鳴門秘帖:05 剣山の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「畜生。なんていけずうずうしいんだろう。勘太を
斬
(
や
)
ったのも、小屋荒しをしやがったのも、あの浪人者だ、いやあいつらが、みんなしてやったにちげえねえ」
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
斬
(
や
)
るな——と思えたが、銀五郎の後ろ構えを、多少
手強
(
てごわ
)
く思ったのか、そこでは抜かずにもう一、二間。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「旦那、とてもこいつア
諦
(
あきら
)
めものだ。
卍
(
まんじ
)
丸が出るまでに、お目付へ知られては一大事、いっそのこと今のうちにバッサリ
斬
(
や
)
って、
煩悩
(
ぼんのう
)
の根を
断
(
た
)
っておしまいなすったほうがようがすぜ」
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「オオ、こいつア助からねえ、
肋
(
あばら
)
にかけて
斬
(
や
)
られている」
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「つまずくなよ、またここにも一人
斬
(
や
)
られている」
鳴門秘帖:05 剣山の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「ううむ……また痛みはじめてきた。お十夜のやつに
斬
(
や
)
られた傷が……お吉、ほかの医者にみせてくれ、この傷が……この傷さえどうにかなれば、立てねえという筈はねえ。阿波へくらい、行けねえということはない」
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「……
斬
(
や
)
られた! ……や、
斬
(
や
)
られました……」
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「ウーム、なかなか立派に
斬
(
や
)
られている」
鳴門秘帖:05 剣山の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「誰だ……誰だ、今
斬
(
や
)
られたのは?」
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「えっ、
斬
(
や
)
られたんですか」
野槌の百
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「誰だ誰だ、
斬
(
や
)
られたのは」
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
『よかろう。誰が
斬
(
や
)
る』
田崎草雲とその子
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「老先生が、
斬
(
や
)
られた」
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「あっ、
斬
(
や
)
られるぞ」
宮本武蔵:03 水の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
『俺にも
斬
(
や
)
らせろ』
田崎草雲とその子
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
斬
(
や
)
ッたな!」
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
斬
(
や
)
ったかよ」
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
斬
(
や
)
られた!」
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
斬
(
や
)
られたっ。
宮本武蔵:03 水の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
斬
常用漢字
中学
部首:⽄
11画
“斬”を含む語句
打斬
斬殺
据物斬
斬死
斬合
斬新
辻斬
斬首
首斬
斬込
撫斬
膾斬
斬付
斬髪
斬口
袈裟斬
斬倒
斬衰
斬払
斬首台
...