“首斬”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くびき75.0%
くびきり25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
憲兵、その他の雇いたち、それにおそらくは、私はこう言うことをはばかりませんが、首斬くびきり人の群れさえも従えております。
審判 (新字新仮名) / フランツ・カフカ(著)
そうして、この蜒々えんえんとした武装の行列は、三つの山を昇り、四つの谷に降り、野を越え、森をつききって行ったその日の中に、二人の奴国の偵察兵を捕えて首斬くびきった。
日輪 (新字新仮名) / 横光利一(著)
「てめえ達は、首斬くびきりを見たことがあるめえ」と阿Qは言った。「ふん、見てくれ、革命党を殺すなんておもしれえもんだぜ」
阿Q正伝 (新字新仮名) / 魯迅(著)
実際わたしはこの親爺が首斬くびきり役であるのを知らずにいるものか。脈を見るのをつけたりにして肉付を量り、その手柄で一分の肉の分配にあずかろうというのだ。乃公はもう恐れはしない。
狂人日記 (新字新仮名) / 魯迅(著)