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支
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し
ふりがな文庫
“
支
(
し
)” の例文
十
干
(
かん
)
十二
支
(
し
)
によって日を
算
(
かぞ
)
える習慣は、南方諸島でも
存外
(
ぞんがい
)
に始まりが早く、必ずしも中世の交通によって、輸入せられたともきめてしまわれない。
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
上半身に十二
支
(
し
)
の内、
子
(
ね
)
、丑、寅、
卯
(
う
)
、辰、
巳
(
み
)
、
午
(
うま
)
の七つまで、墨と朱の二色で、いとも
鮮
(
あざや
)
かに彫つてあるのでした。
銭形平次捕物控:007 お珊文身調べ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
子
(
ね
)
、
丑
(
うし
)
、
寅
(
とら
)
、
卯
(
う
)
、
辰
(
たつ
)
、
巳
(
み
)
、——と、
客
(
きゃく
)
のない
上
(
あが
)
りかまちに
腰
(
こし
)
をかけて、
独
(
ひと
)
り十二
支
(
し
)
を
順
(
じゅん
)
に
指折
(
ゆびお
)
り
数
(
かぞ
)
えていた、
仮名床
(
かなどこ
)
の
亭主
(
ていしゅ
)
伝吉
(
でんきち
)
は、いきなり、
息
(
いき
)
がつまるくらい
荒
(
あら
)
ッぽく
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
「そんな事がわかるものか、俺は小泥棒を擧げに行つたんぢやねえ。十二
支
(
し
)
組
(
ぐみ
)
の
殘黨
(
ざんたう
)
が、何人來るか見に行つたんだ」
銭形平次捕物控:007 お珊文身調べ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
単に
干支
(
かんし
)
が一致するという以上に、記録の上からも推定し得られ、また土地の人々が誰も彼も、十
干
(
かん
)
十二
支
(
し
)
の
年繰
(
としぐ
)
りを誤るということは有り得ないからである。
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
▼ もっと見る
と二行に書いて、その下に十二
支
(
し
)
の寅が彫つてあります。
銭形平次捕物控:051 迷子札
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
支
常用漢字
小5
部首:⽀
4画
“支”を含む語句
支那人
支那
支障
支柱
突支棒
支流
差支
支配人
一支
支棒
支度
御差支
気支
突支
切支丹宗
支出
支那海
支那街
切支丹
干支
...