“御差支”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
おさしつかえ57.1%
おさしつかへ28.6%
おさしつか14.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“御差支”を含む作品のジャンル比率
自然科学 > 地球科学・地学 > 気象学3.8%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
御差支おさしつかえさえなければ、おついでに一本書いていただいてもよろしゅうございます」と敬太郎も冗談じょうだん半分に頼んだ。
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「まァまァお待ち下さりませ。何やら御様子ありげの今のお言葉、とにかくその仔細を、御差支おさしつかえ無い限りは、手前どもにお聴かしの程願いまする」
備前天一坊 (新字新仮名) / 江見水蔭(著)
「へへえ、何か御差支おさしつかへでもございますので。」
戯作三昧 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
貴嬢あなたの心は今ま正に生死二途の分岐点に立つて居なさる様です、如何どうです、はなはだ失礼でありますが、御差支おさしつかへなくば貴嬢の苦痛の一端なりとも、御洩らし下ださい、年齢上の経験のみは、私の方が貴嬢よりも兄ですから、何か智恵の無いとも限りませぬ」うつむける梅子の頬には二条ふたすぢ三条みすぢ
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
おそろしく丁寧な文面で、「貴下の撮影にかかる雪の結晶写真の中、側面より撮影されし写真多数を拝見つかまつそうろう如何いかにして雪の結晶を垂直に立てられしや御差支おさしつかえなくば御洩おもら被下度候くだされたくそうろう」というのである。
雪雑記 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)