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あらゆる
ふりがな文庫
“
所有
(
あらゆる
)” の例文
女王樣
(
ぢよわうさま
)
の
論據
(
ろんきよ
)
は
斯
(
か
)
うでした、
若
(
も
)
し
何事
(
なにごと
)
にせよ、
全
(
まつた
)
く
時間
(
じかん
)
を
要
(
えう
)
せずして
成
(
な
)
し
了
(
を
)
うせられなかつたなら、
所有
(
あらゆる
)
周圍
(
しうゐ
)
の
誰
(
たれ
)
でもを
死刑
(
しけい
)
に
處
(
しよ
)
する。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
併し基督教の神の思想は、天地宇宙を人格化して、そして
所有
(
あらゆる
)
見る可く觸る可き所謂物質を身とし、神を心として居るに近い。
努力論
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
すなわち『大法炬陀羅尼経』に、悪世にこの世界
所有
(
あらゆる
)
悪竜大いに猛威を振い、毒蛇遍満して毒火を吐き人畜を
螫
(
さ
)
し殺し、悪人悪馬邪道を行い悪行を専らにすと説かれた。
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
もし果してさるものありとせば、
好
(
よ
)
しこの身自由となりし時、
所有
(
あらゆる
)
不幸不遇の人をも吸収して、彼らに
一縷
(
いちる
)
の光明を授けんこと、
強
(
あなが
)
ちに
難
(
かた
)
からざるべしとは、当時の妾が感想なりき。
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
『
私
(
わたし
)
は
所有
(
あらゆる
)
木
(
き
)
の
根
(
ね
)
を
驗
(
しら
)
べました、
堤防
(
どて
)
も
試
(
み
)
ました、それから
垣
(
かき
)
も』と
云
(
い
)
ひ
足
(
た
)
して、
鳩
(
はと
)
は
愛
(
あい
)
ちやんには
關
(
かま
)
はず、『けど
蛇
(
へび
)
は!
誰
(
だれ
)
でも
嫌
(
きら
)
ひだ!』
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
▼ もっと見る
殺婦長者既に多くの妻を先立てし罪業を
懼
(
おそ
)
れ、新妻を娶ると
直
(
す
)
ぐさま
所有
(
あらゆる
)
鎖鑰
(
じょうかぎ
)
を彼女に
附
(
わた
)
し、わが家の旧法仏僧に帰依すれば、汝も随時僧に給事して、
惰
(
おこた
)
るなかれというた。
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
次にラが
木伐
(
ききり
)
の当番となり、林中に往き、縄で
所有
(
あらゆる
)
樹を
絆
(
つな
)
ぎ居る、また見に来て問うに
対
(
こた
)
えて、一本二本は厄介故、皆持って往こうと言うと、その間に竜輩凍死すべければ、以後汝を休ませ
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
所
常用漢字
小3
部首:⼾
8画
有
常用漢字
小3
部首:⽉
6画
“所有”で始まる語句
所有主
所有物
所有者
所有地
所有農園
所有品
所有慾
所有山
所有林
所有者未定