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御命令
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ごめいれい
天子さまの
御命令を
少しも
聞かないばかりでなく、
都からさし
向けてある
役人を
攻めて
斬り
殺したり、
人民の
物をかすめて、まるで
王様のような
勢いをふるっておりました。
帝は
更に
翁に
御命令を
下して、もし
姫を
宮仕へにさし
出すならば、
翁に
位をやらう。どうにかして
姫を
説いて
納得させてくれ。
親の
身で、そのくらゐのことの
出來ぬはずはなからうと
仰せられました。
こちらの
世界をたった一つの、
無差別の
世界と
考えることは
大変な
間違いで、
例えば
邇々藝命様に
於かれましても、一
番奥の
神界に
於てお
指図遊ばされる
丈で、その
御命令はそれぞれの
世界の
代表者