“彼自身”の読み方と例文
読み方割合
かれじしん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
目をとじて、彼は心の隅々までを、そうざらいしていた。すると、忽然こつぜん彼自身かれじしんにすら驚かれるような本心が、大きく彼の意識にのぼった。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
かれはちょうど、そうぞうしいはちのようだった。しかしたれもそれに気づかなかった。彼自身かれじしんづかなかった。
ジャン・クリストフ (新字新仮名) / ロマン・ロラン(著)
かれ周圍しうゐさびしいともなんともおもはなかつた。しか彼自身かれじしんるから枯燥こさうしてあはれげであつた。かれすこしきや/\といたこしのばして荷物にもつ脊負せおつてつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)