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小膝
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こひざ
ふりがな文庫
“
小膝
(
こひざ
)” の例文
今一
(
いまひと
)
つ、
私
(
わたくし
)
は松島
海軍大佐
(
かいぐんたいさ
)
なる
姓名
(
せいめい
)
を
耳
(
みゝ
)
にして、
忽
(
たちま
)
ち
小膝
(
こひざ
)
をポンと
叩
(
たゝ
)
いたよ。
讀者
(
どくしや
)
諸君
(
しよくん
)
!
松島海軍大佐
(
まつしまかいぐんたいさ
)
とは
誰
(
たれ
)
であらう?
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
とうとう思い当ってお絹は
小膝
(
こひざ
)
を丁と打ちました。あの女はたしか忠作のところへ金を借りに来たことのある女である。
大菩薩峠:10 市中騒動の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
と壁の隅へ、自分の
傍
(
わき
)
へ、
小膝
(
こひざ
)
を浮かして、さらりと
遣
(
や
)
って、片手で
手巾
(
ハンケチ
)
を
捌
(
さば
)
きながら
妖術
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
と
平野
(
ひらの
)
三十郎ひとりだけが立ってゆく。と、
脇坂甚内
(
わきざかじんない
)
すぐに
小膝
(
こひざ
)
をゆるがして
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
稍
(
やや
)
あッて
忙
(
いそが
)
わしく布巾を
擲却
(
ほう
)
り出して
小膝
(
こひざ
)
を進ませ
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
▼ もっと見る
忽ち
小膝
(
こひざ
)
を
礑
(
はた
)
と
撲
(
う
)
ち
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
(と
小膝
(
こひざ
)
を
拍
(
うっ
)
て)面白い。話しましょう。……が、さて談話というて、差当り——お茶代になるのじゃからって、長崎から
強飯
(
こわめし
)
でもあるまいな。や、思出した。しかもこの
越前
(
えちぜん
)
じゃ。
夜叉ヶ池
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
『
實
(
じつ
)
は
斯
(
か
)
うなんですよ。』と
小膝
(
こひざ
)
を
進
(
すゝ
)
めた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
と手強き謝絶に取附く島なく、老媼は
太
(
いた
)
く
困
(
こう
)
じ果てしが、何思いけむ
小膝
(
こひざ
)
を
拍
(
う
)
ち
妖僧記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
膝
常用漢字
中学
部首:⾁
15画
“小”で始まる語句
小
小児
小径
小鳥
小僧
小言
小路
小遣
小刀
小父