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富人
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ふうじん
ふりがな文庫
“
富人
(
ふうじん
)” の例文
故
(
まこと
)
に
此
(
この
)
二
子
(
し
)
は
皆
(
みな
)
聖人
(
せいじん
)
なるも、
猶
(
な
)
ほ
身
(
み
)
を
役
(
えき
)
して
世
(
よ
)
を
渉
(
わた
)
る
此
(
か
)
くの
如
(
ごと
)
く
其
(
そ
)
れ
汙
(
ひく
)
きこと
無
(
な
)
き
能
(
あた
)
はず。
則
(
すなは
)
ち
(一〇〇)
能仕
(
のうし
)
の
設
(
は
)
づる
所
(
ところ
)
に
非
(
あら
)
ず。
宋
(
そう
)
に
富人
(
ふうじん
)
あり、
天
(
あめ
)
雨
(
ふ
)
りて
墻
(
かき
)
壞
(
やぶ
)
る。
国訳史記列伝:03 老荘申韓列伝第三
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
文化四年の
生
(
うまれ
)
である。十一歳にして、森
枳園
(
きえん
)
と共に抽斎の
弟子
(
ていし
)
となった。家督の時は表医者であった。令図、富穀の父子は共に貨殖に長じて、弘前藩
定府
(
じょうふ
)
中の
富人
(
ふうじん
)
であった。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
兩國といへばにぎわ
敷
(
しき
)
所
(
ところ
)
と聞ゆれどこゝ二洲
橋畔
(
けうはん
)
のやゝ
上手
(
かみて
)
御藏
(
みくら
)
橋近く、一代の
富
(
とみ
)
廣
(
ひろ
)
き庭廣き家々もみちこほるゝ
富人
(
ふうじん
)
の構えと、昔のおもかげ殘る武家の邸つゞきとの
片側町
(
かたかはまち
)
うづみ火
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
何故
(
なにゆえ
)
に生涯
富人
(
ふうじん
)
ではなかつたらしい壽阿彌が水戸家の用達と呼ばれてゐたかと云ふ問題は、單に
彼
(
かの
)
海録に見えてゐる如く、數代前から用達を勤めてゐたと云ふのみを以て解釋し盡されてはゐない。
寿阿弥の手紙
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
富
常用漢字
小4
部首:⼧
12画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“富”で始まる語句
富
富豪
富貴
富士
富籤
富山
富田
富家
富士山
富裕