トップ
>
定府
ふりがな文庫
“定府”の読み方と例文
読み方
割合
じょうふ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じょうふ
(逆引き)
一番
華
(
はな
)
やかで人の目につくのは、十九になる八重という娘で、これは父が
定府
(
じょうふ
)
を勤めていて、江戸の女を妻に持って生ませたのである。
安井夫人
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
国表では使い難いそうだから江戸へ廻せという程度で、
定府
(
じょうふ
)
の方に転役させて、何も云わずにいた。
濞かみ浪人
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
文久元年、旧同藩士の媒妁を
以
(
もっ
)
て同藩士族江戸
定府
(
じょうふ
)
土岐太郎八
(
ときたろはち
)
の次女を
娶
(
めと
)
り、
是
(
こ
)
れが今の老妻です。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
定府(じょうふ)の例文をもっと
(4作品)
見る
“定府”の意味
《名詞》
江戸時代、幕府に仕える大名などが参勤交代せずに江戸に常住すること。
大名などの家臣(幕府から見ると陪臣)が江戸屋敷に常住すること。
(出典:Wiktionary)
“定府”の解説
定府(じょうふ)は、江戸時代において参勤交代を行わずに江戸に定住する将軍や藩主およびそれに仕える者の状態を示す。
(出典:Wikipedia)
定
常用漢字
小3
部首:⼧
8画
府
常用漢字
小4
部首:⼴
8画
“定”で始まる語句
定
定紋
定命
定規
定法
定宿
定石
定業
定連
定期市
検索の候補
江戸定府
“定府”のふりがなが多い著者
福沢諭吉
森鴎外
吉川英治